静岡県藤枝市の青木勝雄さんは、40年間、手もみ技術を後継者に手ほどきし、技術のみならず「茶心」の伝承を続けてきました。そして、平成2年、静岡県指定無形文化財保持者に認定されました。平成6年には、天皇皇后両陛下が県茶業試験場を視察された折、手もみの実演も行い、その技術は全国的に第一人者として評価されました。
青木さんは農業共済新聞で紹介されました。
平成15年2月26日の東海ネットワークの記事
「茶(手揉み製法)」のマイスター
現在 静岡県指定無形文化財保持者
藤枝市茶手揉保存会名誉会長
(財)日本特産農産物協会認定 地域特産物マイスター
青木さんが丹精こめて作られた無農薬茶を、是非お試飲下さい!
・青木さんの一葉入魂
昔からお茶を揉む時の茶師最高の訓元であります其の時の環境と真心が香味に現われると云います。 煎茶の手作り法が伝えられて160余年、時代の移り変わりと共に製法は機械化されましたが、 自園自製を営む茶農家として五代、小園乍ら自然農法を旨として受け継いで参りました。 素朴な香味は茶郷瀬戸ノ谷の風土が育てて呉れました。 何卒お心安くご愛用下れば幸いと存じます。 |
・お茶の保存方法
茶の変質を防ぐために冷蔵庫に保存することはいいことです。ただし、茶にとっての庫内の適温は5〜10度。
出し入れの際、温度差の少ないところに入れることも大切です。また、急激に変化すると容器の表面に水滴がつくので、
冷蔵庫からだしてもすぐに缶を開けず自然に常温に戻してから使うようにします。
できるだけ空気に触れさせないために、10日分くらいを目安に小分けし、密封容器に入れます。冷蔵庫に保管する時は、
他の食品の臭いがつかないように茶缶にいれてからビニールテープで密封し、さらにビニール袋にいれるとよいでしょう
〜(社) 日本茶業中央会「茶・ダイジェスト」より抜粋
上の写真は新茶の茶摘みの様子です